My つぶやき

東京の下町で、インコ二羽と暮らしています。

来世…って

ここのところ気になって毎日覗いていたブログ。 5月5日の記事から更新が途絶えていましたが、21日にようやく新しい記事が掲載されました。…が、ご主人の記事でした。そう、奥様は乳がんで5月13日に天国に召されたとのこと。
私は乳がんと告知されてからネットで色々な方のブログページを参考にさせていただきました。その中でも、初めのころに出会ったページで、がん種が私と同じ粘液がん。粘液がんは比較的おとなしいがん種で、転移も少なく、命を脅かすことは少ない…と聞いていたのに、その方は13年前の5月16日に左胸の全摘手術を受け、リンパ節転移が無かったにも拘らず、その2年3ヵ月後に肺転移が見つかったのです。そして2年ほど前からは骨転移、さらに最近では脳転移の疑いも…。
がん種が同じでも、発症年齢はまだ30歳を超えたばかり(私の推測)と若かったこと、そして最近注目されているトリプルネガティブだったこと…と、私より悪い条件ではあるのですが、粘液がんはリンパ節転移が無くても血行性で転移することが多いと言われていることもあり、やはり侮れないなぁ…と思いました。
因みにトリプルネガティブとは、エスロトゲン受容体、プロゲステロン受容体、HER2の全てが陰性のことで、エストロゲンプロゲステロンはホルモン感受性の関与、そして、HER2はHER2陽性(腫瘍細胞表面上のHER2蛋白《がん誘発能を有する特定遺伝子によって産生される蛋白質》が関与しているのですが、それが全て陰性ということは…。術後、再発予防のために使用できるお薬のうち、ホルモン治療薬も、HER2によく効くといわれているハーセプチンも効果なしで使用できず、化学療法(所謂抗がん剤)しか方法が無いということを意味します。
しかも粘液がんについては、抗がん剤の効き目もあまりないと術後わが担当医から聞いたことがあります。 ただ、やはりおとなしいがんというのも確かなのかしらと思うのは、通常は遠隔転移(乳房以外)したら3~4年後には天国に旅立たれてしまう方が多い中、彼女は転移後11年生き抜いたのです。
とても冷静で、理知的な文章で坦々と綴られていたブログですが、今年初めから体調がすぐれず、更にここ一月ほどで急激に悪化したように読み取れます。多分、ご本人は、もう少し前から体調が悪かったのかとも思います。 これまで何度か、天国に旅立たれたと言う記事をご主人が書かれているのを見ましたが、その度に改めて、がんは怖い病気なんだなぁ…と思い知らされます。
宿主が消滅したら、がん細胞も生きていけなくなってしまうわけですから、なんとか折り合いをつけて共生できる方法がみつかるとよいのですが…。 一度も、書き込みをしたことも無い方でしたが、ちょっとショックを受けております。 本当に心よりご冥福をお祈りいたします。

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本日は叔父の3回忌法要があり、横浜にあるメモリアルガーデン青葉の森まででかけてきました。昨年の日記にも書きましたが、NHKドラマで使用された霊園のようで出演者のサインがありました。

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現世は修行の場…と、よく言われますが、来世って本当にあるのかしら?

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本日、午前中の二羽。ベランダで30分ほどお日様にあたりました。

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そして、お部屋の中で。

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