春が足踏みしていて、なかなか暖かくならないですね。被災地の方たちのことを思うと、せめて早く暖かくなぁれ…と祈らずにはいられません。
先週の金曜日あたりから、TV放送も、CMも少しずつ通常に戻ってきましたが、依然として、原発問題はいつ解決するのか、出口が全くみえないかんじです。
東京では水の汚染が問題となり、少しずつ品物が戻ってきたスーパーの棚から、また水がすっかり姿を消しました。
生後7ヶ月半の子どもがいる姪に、少々蓄えのあるミネラルウォーターをあげようかと思い聞いてみましたが、区からも連絡があり毎週少しはもらえるようで、なんとか今のところは間に合っているとのこと。姪は母乳なのですが、粉ミルクのお母さんはやはり心配ですよね。
ところで、鳥さんの飲み水に関してですが、以下のページに先生方の記載がありますので、参考になさってくださいね。
横浜小鳥の病院のブログ
鳥と小動物の病院 リトル・バードの小嶋先生のブログ
れい&ここの水浴びのお水は、水道水をBRITAの浄水器を通したものです。
因みにカートリッジは、イオン交換樹脂と活性炭でできていますが、BRITAの浄水器が放射能を除去してくれるかどうかは分かりません。
ところで、放射線の被曝の問題が話題となっていますが、私は乳がんの術後治療として放射線治療を受けました。そのときの放射線の単位はグレイ〈Gy)というものでした。
1日2Gy×28日=56Gy
では、シーベルト(Sv)とグレイ(Gy)の関係は? 調べてみました。
以下は「放射線被爆者医療国際協力推進協議会」というHPに書かれていた文章です。
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Gyという単位は、物理的な量を表す単位で、例えば「人体に放射線によりどの位のエネルギーが与えられたか」を表します。しかしながら同じエネルギー(線量)が与えられても放射線の種類によって生物に与える影響が変わることが知られています。これを補足するために、Svが使われます。
Sv=放射線の種類による生物効果の定数×Gy
で表されます。したがって、Svは被曝の影響を議論する際に使われ、現在の放射線障害防止法もこの量に基づいています。このためGyが物理量の単位と呼ばれるのに対し、Svは防護量の単位と呼ばれています。この定数はγ線やβ線に対しては1で、中性子線、α線、重粒子線などになると5から20の値をとります。したがって、JCOの事故のように特殊な例を除いて、通常の被曝はX線、γ線が主ですのでGy=Svと扱ってかまわないことになります。
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よく分からない説明ではありますが、Gy=Svということは、結果、56シーベルト浴びたということになるのでしょうか。これは、ミリもマイクロも付かない単位です。
このほかにも、何度もCTを撮ったり、レントゲンを撮ったりしています。病気の時には、治療として受けるしかないような気になっていたけれど、かなり被曝しているんだなぁ…と改めて思う今日この頃です。
今週末は早くも4月ですね。今週中には東京の桜も開花するでしょうか。