11月10日(土)~12日(月)京都方面へ出かけてきました。
歴史及び国宝好きのPちゃんのリードで、秋の特別公開と奈良国立博物館で開催されている「第70回正倉院展」、そして紅葉も見られたら・・・なんて、ちょっと欲張りな思いを胸に、11:10発「のぞみ27号」にて出発!
土曜日は奈良の正倉院展が20:00まで観覧できるため、初日は奈良へ。新幹線は京都着13:25、どこも満杯のコインロッカーでしたが、運よく空いたロッカーに荷物を押し込み、近鉄京都→新田辺へ。
そうです、テレビCMで流れている、今年の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの一休寺に向かいました。一休寺は新田辺駅からは徒歩20分なのですが、これまた運よくこの日10日から、一休寺直通臨時バスが運行されていたので楽に到着できました。
頭が欠けてしまいましたが、総門。
参道は色づいた紅葉と青紅葉が綺麗でした。
晴れ女の私たち・・・この日も青空でちょっと暑いくらいのお天気。
一休禅師の墓所:一休禅師は後小松天皇の皇子だったので墓所はご陵墓として宮内庁が管理しているとのこと。
昼食代わりに、庫裏売店にてたくさんの小豆と大きなお餅の特製お善哉を頂きました。小皿に乗っているのは、「一休寺納豆」(蒸した大豆にはったい粉と麹を混ぜ発酵させそれから塩湯と共に納豆桶に移し約一年間天日干しにしたもの)ですが、ちょっとクセがあります。
本堂。
有名な 「このはしわたるべからず」 勿論、真ん中を通ってきましたよ
バスで新田辺に戻り、近鉄で奈良へ。奈良駅構内の案内所にて、「正倉院展」のチケットを買い求め、国立博物館へ向け出発。
途中、世界遺産・興福寺で約300年ぶりに復元された中金堂の前を通りました。夜間はライトアップがされていました。
五重塔と東金堂。
正倉院展に並ぶ人たち。チケットを駅で買い求めていたので、チケットの行列は避けることができました。正倉院展は12日で終了してしまいましたが、「玳瑁螺鈿八角箱」は、ウミガメの一種、玳瑁(タイマイ)の甲羅を貼って、ヤコウガイや琥珀を薄く切ってはめ込む螺鈿の技法で作られていて、花鳥のデザインがとても綺麗で優美な箱でした。
約1時間の鑑賞後、近鉄奈良線の特急で京都へ。京都までは約30分。
遅めの夕食は四条河原町近くの「中之光庵」さんへ。のれんには「そば 美酒 かしわ」とありますが、お蕎麦だけでなく創作料理がどれも美味でした。
朝食は、Pちゃんお勧めの「Egg'n Things」、なんと京都に来てハワイのレストランで、「アボカドとバジルシュリンプのエッグスベネディクト」を頂きました。
因みに「'n」は「アンド」の意味のようです。
その後、5番のバスで一乗下り松へ。まずは、詩仙堂です。
お庭のあちこちが色づき始めていました。
次は、圓光寺。枯山水の庭園は、「奔龍庭」(ほんりゅうてい)と言い、平成25年(2013年)に完成した新しい庭園とのこと。
本堂前に広がる庭園「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)。
紅葉の色づきはまだこれからでした。
法然院。
白砂壇には、その季節に咲く花などが描かれますが、この季節だと、Pちゃんの想像通り、「紅葉」の葉でした。
このあと、春のお花と秋の紅葉の時期の週末と7月25日のカボチャ供養の日のみしか一般公開をしていない「安楽寺」に伺い、「住蓮と安楽、松虫と鈴虫の悲劇のお話」を聴きましたよ。
徒歩で真如堂へ。
やはり、紅葉の見ごろにはちょっと早かったのですが、一部綺麗な紅葉がみられました。
今回は横道より入ったので、最後が三重塔。
この日も朝食がボリューミィだったので、昼食なしでここまで来ましたが、足も疲れてきたので、吉田山荘敷地内のカフェ「真古館」にて休憩。
この日の夜には、一乗下り松の「中谷」さんで、買い求めた「絹ごし緑茶てぃらみす」もいただきました。こちらはネットでも買えますが大人気で、ただいまなんと8か月待ちだそう。
今回の特別公開は
「京都御所より移築されてからの372年間、非公開を貫いてきた金堂裏堂の五大明王壁画をこのたび第51世門跡晋山記念として初公開します。』というもの。
拝観時間9:30の10分前に金堂に到着。
朝一番で、ユーモアたっぷりの五大明王の説明を聞いた後に拝観。
御殿からの眺め。
11:30に四条烏丸へ戻り、昼食。
グルメなPちゃんお勧めの「膳處漢(ゼゼカン)ぽっちり 」さん。
前日に予約しておいたランチ「ふかひれ美人膳」の豆皿九点盛り。
どの小皿も美味しかった!
ふかひれ麺 又は 飯 から選べますが、私は麺にしました。
デザートの杏仁豆腐。もっちりフワフワでした。
これにて、秋の京都旅行も無事終了。
京都駅に向かう頃、ちょっとポツポツと小雨が落ちてきました。そして、京都駅発14:45の「のぞみ370号」にて東京に帰りました。
お天気に恵まれ、楽しくそしてグルメな旅でした。