4月17日から2泊3日でお伊勢参りに行ってきました。
出発は10:10東京駅発「のぞみ23号」。
出発前に東京駅の地下「グランスタ」にて昼食用のお弁当を調達したのですが、東京駅の地下があんなことになっているとは知りませんでした。
というのも、新幹線に乗るのはかれこれ10年ぶり(2000~2005年まで毎年秋に京都旅行をした時以来)で、当時は朝食をとる場所もそれほど多くはなかったと記憶しています。その後2007年秋に「グランスタ」がオープンしたようですね。
メンバーは、鳥さん友達でもあるトトウリママとPちゃんという高校の同級生2名 and トトウリママと銀行時代のお友達で一つ年下のKさんの総勢4名。
トトウリママは品川から乗ると聞いていましたが、Pちゃんが発車時刻になっても来ない! 発車後、Kさんの携帯に「品川から乗ります」とメールが入っていたことが、判明して「ホッ」。実は、帰宅後PCを開いたら私のPCメールに同じ内容のメールがありました。「Pちゃん、PCに送っても見られないんだけど…」(笑)
東京は曇り空、そして残念ながら富士山は影も形もみえませんでしたが、伊勢に着いたらこの青空。ホテルは伊勢市駅のすぐ近くですが、外宮行きのバスはホテルとは線路を隔てた反対側からなので、一つ隣の宇治山田駅まで歩きました。1931(昭和6)年に建築された駅舎は趣がありますね。
まずは、猿田彦神社から。中央の人が集まっているところが方角を刻んだ八角の石柱の方位石があるところ。
本殿の裏手にある「御神田」。毎年5月5日には豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御神田祭」が行われるそうです。新緑がきれいでした。
そして、衣食住の神様を祀る「豊受大神宮(外宮)」へ。
前を歩くのは、Pちゃん(左)とトトウリママ。
御正殿(ごしょうでん)。鳥居の中は撮影禁止です。
正面の白い布は御幌(みとばり)というそうです。前に立ったとき風が吹いてふわっと舞いあがれば神様から歓迎されているのかも・・・とか。私たちがお参りした時はこれほど全開にはなりませんでした。
さっきの全開が嘘のように、しっかり閉ざされているときもあるのです。
「月夜見宮」。平成25年秋に第62回の神宮式年遷宮が行われたばかりなので、どこのお社も綺麗で清々しい!
手水舎のそばに大きな木があり、みんなで「この木何の木?」と話していたら、Pちゃんが社務所に走り聴いてくれました。ところが…です「椎かタブでしょう」とのこと。ふ~ん、こんな大きなご神木なのに知らないの? って、皆で話していましたが、あとでパンフレットをみたら大楠とありました。
さて、ここはどこでしょう?
この日の夕食は、トトウリママが予約してくれたフランス料理レストラン「Bonvivant(ボンヴィヴァン)」。逓信省の山田郵便局電話分室として大正12年に造られた建物だそうです。
アミューズ――アミューズブーシュ(amuse bouche)「ひとくちのお楽しみ」とはいえないほど、盛りだくさん。
前菜。
コンソメスープ。因みに私以外は皆さんキャベツのポタージュでした。私はこのあとのお肉料理に障らない様コンソメに。
メインの肉料理のお肉は、コース料金にちょっとプラスしてイチボステーキ。
お肉に詳しくない私は知りませんでしたが、「イチボ」とは、最近希少部位として人気があるやわらかい赤身のお肉だそうで、部位としては牛のお尻の肉だとか。
牛の臀骨がH型なのでH-bone(エイチボーン)と呼び、それが訛ってイチボと呼ばれると、ネットに書かれていました。
この日は17日でしたが、Pちゃんがこの10日後の27日がお誕生日だと話していたら、お店の方がデザートをこのように飾り付けてくださいました。
「Pちゃん、Happy Birthday!」
そして、コーヒーですが、コーヒーにも一口のお菓子がついてきました。
大満足で眠りについた旅の一日目でした。 ☆つづく☆