突然のご報告ではありますが、れいが1月16日午後9時に旅立ちました。
これまでの経過をご報告いたします。
1月年明けかられいの体調が悪そうだなぁ・・・と思っていました。
それは、
まるで毬のように膨らんでいる、そして、敷紙がかなり濡れている。
そして、そして何より抱っこすると胸の竜骨がとがっている。「12月まではこんなにとがっていなかったような?」と不安になり、体重を量ってみましたが、その時は73gもありました。
その後、5日に横浜小鳥の病院に連絡して11日の朝9時の予約を取り、部屋の温度を26℃に設定して会社にでかけていました。
1月9日(土)は、今年初めての鳥さん会でした。家に置いていくのも可哀そうなので、一緒に出掛けましたが、キャリーから出さずにみんなと一緒に過ごしました。
1月11日、朝9時少し前に病院到着、ほぼ時間通りに診察室に呼ばれました。
体重を量った先生は、「体重は前回診察時と同じ68gですが、こんなに痩せているのに同じと言うのは・・・」
そして、触診して、お尻のあたりに腫瘍があるのでは? とおっしゃいました。
その後、レントゲン、超音波、そして血液検査の結果、
「精巣か腎臓の腫瘍と思われますが、位置からして多分腎臓だと思います。」
そして「腎臓の手術はできないので、今後は部屋の温度を高く(30℃)して、お薬を飲む治療になります。・・・あまり長くないかも知れません。」・・・
「高圧電位治療という治療をしたいので、1週間に1度通院できますか?」と。
そして、この日一度目の高圧電位治療を受け、1月16日の予約をしてお昼に病院を後にしました。
その後二日ほどはちょっと元気になった様子で、夜の放鳥時に久し振りに籠の入り口の扉の上に出てきたりしました。高圧電位治療のおかげなのかな? と思った私です。
この間も、私は仕事がかなり忙しく、残業続きのため帰宅時間は9時~10時でした。突然亡くなることもあると先生からは聞いていたので、会社から帰るとこわごわと様子を確認していました。その後、金曜日頃からはかなり体調が悪そうでしたが、何とか通院日の土曜日を迎えました。
この日、午後1時半ごろにちょっとした異変がありました。
足元が悪くてちょっとふらついたのか、小さな声をあげました。急いで抱き上げたら、あまりに痩せているので哀しくなってしまい、「れいちゃん、もう頑張らなくてもいいよ・・・」と言ってしまいました。
それまではいつもの籠でしたが、プラケに近いキャリーに移しました。
とってもつらそうなのに、ご飯だけは始終食べていたれいです。実際どれ位胃に入っていたのかはわかりませんが、生物として「生きるためには食べなきゃ」という本能のような気がしていじらしく思えました。
夕方6時の予約だったので、4時半ごろ家をでました。
病院で診察を受けた時、体重はたった5日で12gも減って56gとなってしまっていました。
先生は、「触診でも腫瘍が大きくなっています。進行の早いものなのでしょう」と。
高圧電位治療を受け、お薬をいただいて帰宅したのが午後8時半ごろ。
れいは疲れたのかキャリーの中でじっとしていました。お薬水を入れて母と電話をしていた時、ふと見るとれいがスクッと立ち上がり大きく目を見開きこちらを見ていました。「あら~? れいちゃん!」と言ったら、少し動きお薬の入った入れ物を倒してしまい、敷紙が水浸しになってしまいました。
そこで母との電話を切り、キッチンペーパーを持ってきて、れいを左手で抱き上げ、敷紙を替え、ちょとだけ頭を「イイコイイコ」して敷紙の上に戻してあげたところ、足がちゃんと立たない! そこで足を治してあげようとしたところでハッとしました。
この時、れいはもう旅立っていたのです。
「ピ~」とも鳴かず、でも、まったく苦しむことなく逝きました。
その後1週間、れいはわがやの冷蔵庫で眠っていましたが、本日、朝8時過ぎにペットの葬儀屋さんにより荼毘に付されました。丁度10年前の1月21日にゆうが旅立った時と同じ方が、今回もれいを優しく旅立たせてくださいました。
1週間たち、私の心もようやく落ち着きを取り戻しつつあります。
ここのためにも、早く元気にならなくては・・・と思っています。
因みに、ここは具合の悪いれいがいるときには始終泣き叫んでいましたが、今は落ち着いています。でも、ちょっと狂暴さが残っていて夜のイイコイイコのときにも、差し出す私の手にかみついたりします。が、私も無理やリ捕まえてイイコイイコしています。
本日は、れいの再診予約を入れていたのですが、れいの報告を病院にして、ここの健診に変更してもらいました。なので、あと少ししたら、こことともに病院に行ってきます。雪が降る予報が出ている東京ですが、どうでしょうか?
それにしても丁度10年前のゆうが亡くなった日も東京に6cmの積雪があったのです。雪は好きな私ですが、哀しい思い出がまた増えてしまいました。